2017年12月12日放送のたけしの家庭の医学
3時間SP、今回のテーマは風邪、ひざ痛
セカンドオピニオンとなっています
最後は長引く咳について。

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長引く咳・・原因はなんなのか?

空気が乾燥しているこの季節
風邪を引いている人、そうではない人
せき込むことが多くありませんか?

 

そんな誰にでも起こる咳
長引く咳の場合は注意が必要です
長引く咳の陰には、肺炎やぜんそくなどの
重い病が隠れている場合もあるのです。

 

東京医科歯科大学の宮崎泰成先生の話では
咳の原因がわかった方がわからないより
長生きすることがわかっているとのこと。

 

ある咳の症例の紹介
62歳の女性、定年退職した夫と2人暮らし
毎朝ウォーキングするのが日課
女性に小さな異変が始まったのはその年の
冬の初め、息子夫婦が孫を連れて帰省
した時に乾いたような咳が出たのです。

 

特に風邪の症状がなかったので深く
考える事はなかったが、翌日になっても
咳は続いていたのです、1日に数回
1分から2分程度で治まります

 

市販の風邪薬で対処することにしたが
咳は止まらず頻度が増していったのです。

 

やむなく近所の内科で診察してもらう事に
喉は腫れていなかった、そこで
咳止めの薬を処方されました。

 

しかし薬を飲んでも全く効果なし
そして咳が10分以上続くようになった
旦那さんはさすがにおかしいと思い
大学病院の呼吸器内科でより詳しく
検査をしてもらう事に。

 

そこでのファーストオピニオンは
『間質性肺炎』
酸素を体内に取り入れる肺胞と肺胞の
間の壁、これを間質というのですが
ここに炎症が起きているのです。

 

一旦患ってしまうと完治は難しい
その原因となっているものを取り除く事が
最善の方法と言われています。

 

しかし・・・間質性肺炎の多くの場合
原因を特定するのがとても難しいのです。

 

医師はまず家の中のホコリやカビなどの
アレルギーが原因という事も考えられるので
掃除を入念にすることを話していました。

 

そして羽毛布団やダウンジャケットも
原因の一つと考えられているので
それも処分するように伝えた。

 

早速言われたとおりに掃除などを
すべて行ったのが・・・
咳は相変わらず止まりませんでした。

 

それどころか、呼吸もままならない咳が
出るようになっていったのです
女性はどうなってしまうのか
不安になっていた。

 

そんな女性に一筋の光が差し込んだ
薬をもらうために大学病院に行った時の事
今後の治療の事で話をして
間質性肺炎で実績のある医師を
紹介するというものでした、その先生こそが
宮崎泰成先生だったのです。

 

間質性肺炎の原因は畑の肥料にあった!?

間質性肺炎の原因を宮崎先生は問診をして
1つ1つ潰していくことに。

 

しかしどれもこれも当てはまらなかった
そこで宮崎先生は、女性の自宅に
伺う事にしました。

 

1日で過ごす時間の長い所はリビングと寝室
宮崎先生はそこから調べていくことに
もちろんリビングなどだけではなく
様々な部屋を調べていきました。

 

しかし目に見える限りの部分では
原因はわかりませんでした、そこで
1部屋ずつ掃除機でほこりを
吸っていくことに。

 

目に見えない原因物質を探っていく
ここでいったん大学病院へ戻り
ホコリの分析を開始しました。

 

すると鳥たんぱくという物質が見つかった
鶏の羽毛や糞などに含まれるたんぱく質で
間質性肺炎の原因の1つと考えられている。

 

しかし鳥たんぱくの出そうなものは
全て処分しています、しかも鳥たんぱくが
出たのは寝室だけだったのです。

 

再び女性の自宅を伺い寝室を調べる事に
窓を開けた次の瞬間、風が吹いた
北風が山から吹き下ろすためこの時期は
強いそうです。

 

宮崎先生はアレルギーの原因は
家の中ではなく外に原因があるとしたら?
そう考えて北へ北へと捜索範囲を
移動させていきました。

 

そして捜索範囲が1㎞に及ぼうとした時
宮崎先生の目に飛び込んだのは
一面に広がる畑でした。

 

ここで宮崎先生は畑仕事をする農家さんに
肥料は何を使っているか?と聞くと
なんと肥料には鳥の糞が
使われていた
のです。

 

宮崎先生の推測では、畑の肥料や鳥のフンの
鳥たんぱくが乾燥で舞い上がり
北風に乗り北側の窓から部屋に入り込み
女性が鳥たんぱくを吸い込み
間質性肺炎を発症した。

 

以上の事を踏まえて、本当の原因は
『鶏の糞が原因の間質性肺炎』
という事でした。

 

宮崎先生は女性に
可能な限り抑える方法をお伝えした
そして女性が選択したのは
引っ越しをすることでした。

 

生活環境を変えたらすぐに
咳が激減し元気な姿を取り戻したのです。

 

このように原因がぴたりとはまってしまうと
症状が何もなかったかのように止まるそうです

 

 

 

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